認知行動療法とは何か?


うつ病などの治療で薬物療法だけに頼らない認知行動療法が注目されています。

認知行動療法とは精神療法のひとつで、患者の考え方や行動のクセを改めて、落ち込みやすい気分を変えてゆくものです。

従来は認知行動療法の効果を疑問視する意見もありましたが、薬物療法と併用すると効果的であるという科学的な根拠も示され、2010年4月からは一部で健康保険も適用になりました。

認知行動療法は主に軽症から中等症のうつ病患者が対象とし、精神科医、心療内科医や臨床心理士らが面談を行いながら進めます。

軽症の場合は本やWEBサイトなどを参考にして自分ひとりで試してみることも出来ます。

認知行動療法の進め方

基本的な治療は週1回、30分から60分の面談を受けるだけで、これを十数回続けます。
まずテーマを決めて、それに対する自分の行動パターンを見つけ出します。

そのため毎日の行動や気分の状態をノートにつけ、この記録をもとに医師や臨床心理士と話し合うのです。

ある出来事が起こったときに、患者がどう認識して、どのように感じ、どのような行動を取るかを明らかにしてゆきます。

認知行動療法の向き不向き

認知行動療法の治療には向き不向きがあり、まじめで几帳面、責任感が強いなど、一般にうつ病にかかりやすい性格とされている人にはぴったりの療法です。

ただし上記のとおり、毎日の行動や気分の状態をノートにつけるなど、自宅で取り組む宿題事項も出るため、こうしたことが苦手な人は続けるのが難しいとも言われています。



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