四環系抗うつ薬は1970年以降に開発され、効果は三環系抗うつ薬にやや劣るものの副作用は低減されています。
四環系抗うつ薬のメリットとして以下の点が挙げられます。
・ 抗うつ効果が現れるまでの期間が短いこと
・ 副作用(口の渇き、かすみ目、めまい、便秘など)が少ない
・ 心臓への影響が少ないので高齢者も服用できる
・ 過剰に服用しても安全性が高い
一方四環系抗うつ薬のデメリットとして以下の副作用を起こす危険が第一世代より高いことが挙げられます。
・ めまい、立ちくらみ
・ 無顆粒球症(白血球数が減少する病気)
・ 再生不良性貧血(赤血球、白血球、血小板が減少する病気)
「四環系抗うつ薬」は軽度から中程度のうつ病に使用されてきましたが、その鎮静作用や催眠作用によって最近では、不安感・焦燥感の除去や激越型うつ病、睡眠障害などにも用いられています。
<抗うつ薬の種類>
第一世代
三環系抗うつ薬
イミプラミン、トフラニール、イミドール、クリテミン、アミトリプチリン、トリプタノール、ラントロン、ノーマルン、クロミプラミン、アナフラニール、トリミプラミン、スルモンチール、デシプラミン、パートフラン、ノルトリプチリン、ノリトレン
第二世代
三環系抗うつ薬
アモキサピン、アモキサン、ロフェプラミン、アンプリット、ドレスピン、プロチアデン
四環系抗うつ薬
マプロチリン、ルジオミール、クロンモリン、マプレス、ミアンセリン、テトラミド、セチプチリン、テシプール、トラゾドン、レスリン、デジレル、スルピリド、ドグマチール
第三世代
SSRI
フルボキサミン、ルボックス、デプロメール、パロキセチン、パキシル
SNRI
ミルナシプラン、トレドミン