抗うつ薬には、第一世代抗うつ薬から第三世代抗うつ薬と呼ばれるものまでがあります。
第一世代抗うつ薬とは
抗うつ薬は大きく「三環系抗うつ薬」「四環系(非三環系)抗うつ薬」に区分されます。
「三環」系の名称は、薬の化学構造が3つの環になっていることに由来しています。
「三環系抗うつ薬」の多くは、1950~60年代に開発された薬で「第一世代抗うつ薬」とも呼ばれています。
第二世代の抗うつ薬
1970年以降に開発された抗うつ薬は「第二世代抗うつ薬」と呼ばれ、「三環系抗うつ薬」「四環系抗うつ薬」とも従来の抗うつ薬に効果はやや劣るものの副作用が低減されています。
第二世代抗うつ薬のメリットとして以下の点が挙げられます。
・ 抗うつ効果が現れるまでの期間が短いこと
・ 副作用(口の渇き、かすみ目、めまい、便秘など)が少ない
・ 心臓への影響が少ないので高齢者も服用できる
・ 過剰に服用しても安全性が高い
一方第二世代抗うつ薬のデメリットとして以下の副作用を起こす危険が第一世代より高いことが挙げられます。
・ めまい、立ちくらみ
・ 無顆粒球症(白血球数が減少する病気)
・ 再生不良性貧血(赤血球、白血球、血小板が減少する病気)
第三世代の抗うつ薬
「第三世代抗うつ薬」と言える抗うつ薬「SSRI」が日本では1999年から許可されました。
「SSRI」の特徴は「第一世代抗うつ薬」と同等の効果を持ちながら「第二世代抗うつ薬」以上に副作用が少ないことです。
服用に当たっても、少しずつ量を調整する必要が無く、最初から適量を投与できます。
また1日1回の服用ですみ、間違って過剰量を服用したとしても安全です。
「SSRI」は米国で広い支持を得て使用されています。
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