うつ病の身体的な症状


うつ病は精神的な症状とともに、ほとんどの場合、さまざまな身体的な症状を伴う病気です。

うつ病の身体的な症状の主なものは、以下のとおりです。

睡眠障害 : 寝つきが悪い、睡眠が途絶える、早朝に目が覚める 等
消化器症状
食欲の低下、体重減少、吐き気、便通以上、胸やけ、食道や胃の異常感、腹痛 等
自律神経症状 : 口が渇く、汗が出る、めまい 等
呼吸器系の症状 : 呼吸困難、胸が苦しい、深呼吸症候群 等
循環器系の症状 : 頻脈、心悸亢進、狭心症様の発作 等
泌尿器系の症状 : 頻尿、残尿管 等
その他の症状 : 口が渇く、汗が出る、めまい 等
エネルギー喪失感、疲労感、頭痛
関節痛、疼痛、四肢の痛み、筋肉痛 等

うつ病の身体的な症状は、うつ病特有のものではなく、誰にでも良く見られる症状なので、精神症状の訴えが無ければ、見逃される場合も多くあります。

このように、うつ病の身体的症状ばかりが目立って、精神症状が目立たないケースのうつ病は「仮面うつ」と呼ばれます。

「仮面」とは無表情だからではなく、判りづらいという意味です。

うつ病は通常、本人に「つらいという思い」や何らかの自覚症状がある場合が多いのですが、中には「自分の精神力不足」や「自分の怠慢」と決めつけ、うつ病にかかっていることに気づかない人も多くいます。

うつ病は治療をしないで放置していても3ヶ月~1年の期間でいつとはなく元の元気な状態に回復します。

ただし、中には回復までに数年を要するケースもあるため自然の回復にまかせず、専門医の治療を受けるべきです。

うつ病の治療は薬物療法と精神療法の2本立てで行われ、早期発見、早期治療であるほど治療効果が上がります。



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